先日、DELF A2の試験を受験しました!
受験の理由は、
- 自分のレベルを知りたかったから
- フランスで仕事を探す時の語学力証明として役立つと思ったから です。
今日は初めてDELFを受けた感想・実際に受けて分かったことをご紹介します~
DELFとは
DELFはフランス政府公認のフランス語試験です。
A1, A2, B1, B2, C1, C2 の6レベルに分かれており、聴解・読解・文書作成・口頭表現の4技能で構成されています。フランスへ留学・就職する際の語学力証明として受験する方が多いようです。
公式HPで、試験の概要や試験問題例を確認できます。
私はこの問題例を解いてみて、A2なら合格できそうかな?と思い、手始めにA2を受験しました。渡仏までにB1も受験したいです...!
出願方法
受験するレベルを決めたら出願。
DELFは春・秋の年2回実施で、試験日の約3か月前から出願開始になります。
試験日ぎりぎりだと満席の場合もあるので、早めに出願→検定料を払い、その後は腹を括って勉強するのがいいかなと思いました笑
出願は、日仏学館のHPからできます。
私は大阪で受験したので、関西日仏学館HPの「オンラインブティック」から出願。紙の願書と検定料を日仏学館に提出して出願することもできます◎
試験の1週間~10日前くらいに受験票がメールで届きますので、そのメールを印刷して当日持参します。受験票には当日の集合時間や持ち物、口頭試験の時間が記載されています。
試験当日の流れ
私は試験開始の1時間前に、試験会場である日仏学館に到着しました。
すでに数名の受験生が待機しており、15分ほど待って受付が開始。受験票と身分証(私はパスポート)を見せて確認が取れると、指定された教室に移動します。
キャパ15名くらいの教室で、好きな席についてくださいと言われ、壁際の席を選択しました。
筆記試験
まずは聴解の音声が流れます。
事前情報では、聴解25分→読解30分→文書作成45分とのことだったので、それぞれで時間が区切られているのかと思いきや、聴解のあと残り75分は自分の好きな時間配分で進めてOKでした。
私は読解が一番得意なので、ささっと終わらせてから、文書作成に時間をかけました。
合計1時間40分が経過すると問題用紙を回収して終了です。口頭試験まで時間があったので、ランチを兼ねて一度外出しました。
口頭試験(面接)
外出から戻り再度受付で待機。自分の名前が呼ばれたら、案内に従って好きな封筒を選びます。
封筒の中には面接で話すテーマが記載されたカードが入っており、そのカードとメモ用紙を持って別の教室へ。
私がひいたカードの内容は下記通りです。
【Exercice 2】
①仕事をする時の服装について
②バカンスとキャンプについて
【Exercice 3】
①フランスの鉄道駅で駅員さんに質問する(電車の乗り方、時刻表、運賃など)
②スイスの友人宅に滞在中。レストランで夕食を取りたいので、友人を誘ってお店や時間を決める
Exercice 2 & 3 ともに②を選択しました。試験対策の時に似たようなテーマを見たことがあったので。Exercice 1は自己紹介パートなので、テーマはありません。
10分間の準備時間が与えられ、話すことなどをメモ用紙に記載し、その後面接会場へ移動します。
ここまでは全て日本語で案内してくれるので、特に不安なことはありませんでした。
面接自体は6〜8分だったと思います、多分。。
面接が終わったら各自解散となります。
わかったこと/感想
- 修正テープが使える
受験票には修正液と記載されていますが、修正テープも使えます。もちろん、どちらも使わずに二重線で訂正してもOK。
- 腕時計持参がベター
会場に時計がありますが、座席によっては見えづらいかも。腕時計を持参して机に置いておくと安心です。私は当日の朝に腕時計が壊れたため(焦)、目覚まし時計を使用しましたが、特に何も言われませんでした。
*持ち物に関しては、公式HPの「受験に役立つアドバイス」のページを見ておくといいかなと思います。
- 問題用紙=解答用紙
問題用紙に直接解答を書き込む形になっており、試験終了後は全て回収されます。
- 受験生がおしゃれ
これは完全に個人の感想ですが、スカーフを巻いてる方やレザーのロングコートを着てる方、ワンポイントにゴールドのアクセサリーをつけている方などなど。フレンチシックな装いの方が多かったです。
- アットホームな雰囲気
会場内、係の方、面接官の方、全体的に穏やかな空気感がありました。以前受けた英語の試験はもっとピリピリしていたような気がします笑
結果は約1ヶ月後に開示されるようです。合格してるといいな…
以上、私のDELF初受験レポートでした。
A bientôt!
みさ