みさぱりblog

アラサーOL、パリに住む。

1ヶ月を振り返って

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Coucou ! 今日は10月31日、ハロウィンです!昨夜から、街中で仮装した子供たちをちらほら見かけるようになり、パン屋さんやカフェでもハロウィンモチーフのスイーツがあったり、ハロウィンが文化として根付いているのだな〜と感じました。と言っても、私は特別なことをする予定はなく、いつもどおり部屋でこのブログを書いています(笑) パリに来て1ヶ月が経過し、一つの節目としてブログを更新する良い機会かなと思ったので。

パリに着いた当初は、期待+少しの不安で、ふわふわした気持ちだったように思います。特に、借りていたAirbnbのお部屋からライトアップされたエッフェル塔を見た時には、「本当にパリに来たんだ!パリに住むんだ!」と心が躍って、現実と夢の間にいるような感覚でした。

そこから1週間くらいは、生活周りを整えたり、語学学校が始まったり、目の前のことをこなすのに精一杯でした。必死だったからか、この間の記憶があまりなくて(笑) ただ、今振り返ってみると、慣れないことの連続で、気づかないうちにストレスが溜まっていってたのかな〜とも思います。着いて早々、日本とパリの寒暖差で風邪も引いたし。

そして少し冷静になってきた2週目頃から、ホームシックになりました。日本の家族や友達が恋しい、日本の清潔・安全な街が恋しい、日本食が恋しい、、、とにかく日本の全てが恋しくて、「ひとりぼっちで遠い異国にきたんだな」と感じるように。自分の意思で来たのにホームシックになるなんて情けないと思って、少し自信をなくしたりもしました。今思えば、ホームシックになって当たり前。ならない人もいるだろうけど、ホームシックになる=弱い わけではないと思います。ただ、当時はそんな風に思えるほど余裕はなかった。

うっすらホームシックが残っている最悪のタイミングで、ものもらい発症。詳しくは、前回の投稿を見ていただければ。体調(ものもらい)もそうですが、フランス語の授業が難しかったり、進めていた就活が行き詰まったり、、、全てがうまくいかない気がして、そしてそれを誰かのせいにしたくて。ストレスと心細さで、「パリに来たのが間違いだったのかな、日本にいたら今頃楽しく過ごせてたのに」とさえ思いました。大好きなパリの嫌な部分ばかりが目について、身体的にも精神的にもとても弱っていたと思います。ものもらいに関連しますが、やっぱり日本に比べるとパリは公共の場が汚い。下水や不快な匂いがしたり、ゴミや汚れも多くて。メトロで移動した後は、自分自身も汚れている気がして、かなり頻繁に手を洗うようになりました。そうした日々の小さなストレスが、ものもらいの不安感と相まって爆発した瞬間だったと思います。日本にいる家族や友達には、できれば弱音を吐きたくなかったです。日本での仕事を辞めてまでパリに来たのに、1ヶ月もしないうちに泣き言をいうのはダサい気がして。でも、自然に涙が出てきたときに、「これは一人ではどうしようもない」と思って、日本にいるとても信頼している人に電話をしました。電話で正気な自分の気持ち(ほとんどネガティブなこと)を全て話して、とても救われました。ネガティブな感情を持つことは悪いことじゃないし、日本からパリに来て不安を感じるのも当たり前、特に体調がすぐれなかったら余計心細くなるし、自分のことを弱い・情けないと思わなくていいんだと思えました。体調が良くなるまでは、何もせずに安静に日々を過ごすだけで十分。元気になったら、また外に出て、やりたいことにチャレンジしたらいいんだと。

そこから体調も良くなり、「パリでの生活楽しいかも」と思える瞬間も少しずつ増えてきました。このブログを書いている今は、とても穏やかで前向きな気持ちです。この1ヶ月で感じて、これからも大切にしていきたいのは、

  • 自分の気持ちやコンディションによって、パリの街の見え方も大きく変わる。悪い時は無理をせずに、良い時が来るのを辛抱強く待つ
  • どうしようもない時は、素直に周りの人に頼る
  • 今日楽しく過ごせているのは、支えてくれる人たちのお陰であることを忘れない

です。海外・日本どこにいるかにかかわらず、この考えは大切にしたいと思いました。

 

たくさんの人に支えられて、なんとか1ヶ月過ごすことができました。2ヶ月目も、自分のペースで少しずつ進んでいきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(せっかくのハロウィンだし、やっぱりカフェのハロウィン限定ドリンクかスイーツ食べに行こう...笑)

 

À bientôt, 

みさ